生まれるのが遅すぎました
スキッパー(SKIPPER)は「小意気な船のキャプテン」(一般的にはヨットの船長/艇長)という意味。キャッチコピーは「 こしゃくにも・・・・・クーペです 」。
プリズムカットと呼ばれる箱形のボディー形状で、大人4人が無理なく乗れる軽自動車を目指すと共に、当時の軽自動車としては上質感を演出していた。
パオのデザインについて、コンセプターの坂井直樹は、「バナナ・リパブリックという服飾ブランドのコンセプトである『旅行やサファリの冒険気分を味わえる服』を、そのままクルマのデザインやコンセプトに置き換えてみようというものだった」と語っている。
折りたためば荷室にピッタリ入る、50ccバイクのモトコンポも同時に発売された。
本田宗一郎は、岩倉信弥がデザインしたシビックを「おんもろしていいね」と、ニコニコして誉めたという。
本田宗一郎は当初のリヤデザインが気に入らず、すでに生産用の金型を取り終わったクレイモデルにカンナで削りを入れて「これで行け」と指示したため金型の作り直しで多額の出費が生じたと言う逸話が残っている。
ダッシュボード上面はデスク代わりとして使え、伝票整理などもしやすく、運転席側もデスク代わりとして使えたため、営業マンには好評だった。
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