ゆかぽんに読んでほしい本
Shinsuke Mitsui
あっしが読んだ小説の中でも、もう一度読み返したいと思った本のリストです
作者:司馬遼太郎 言わずと知れた名作。司馬先生の本の中でも珍しい、近代を描く。以下抜粋「このながい物語は、その日本史上類のない幸福な楽天家たちの物語である。やがて彼らは日露戦争というとほうもない大仕事に無我夢中でくびをつっこんでゆく。楽天家たちは、そのような時代人としての体質で、前をのみ見つめながらあるく。のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲が輝いているとすれば、それのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう。」
作者:沖方丁 有名な黄門さまこと、徳川光圀の人生を描いた小説。1人のなまな人間としての徳川光圀を描くのだが、この作者の別の作品の「天地明察」に似て実に人間味がある。「義である」と言って涙を流すシーンはもう感動ものです。
作者:司馬遼太郎 斎藤道三、明智光秀、織田信長の3人を描いた作品です。戦国を生き生きを描いた名作です。声に出して読みたい小説です。
作者:森見 登美彦 全体と通してふわっとした可愛らしい小説です。時代物ばっかり読んで疲れたときは、こういう肩の力を抜ける本が良いです。おともだちパンチが可愛いw
作者:天童 荒太 若干重いところはあるんですが、ゆっくりと染みてくる小説です。直木賞も受賞しています。
作者:京極夏彦 有名な怪談、番町皿屋敷をもとにした作品です。覗き小平次もそうですが、この人は怪談を書かせたら本当に素敵です。
作者:京極夏彦 どうにか朗読作品に出来ないかと思うほどに台詞回しから文体まで研ぎすまされています。3回くらい読み返しました。リンク先で最初の5ページくらいが読めます!
コメント0件